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鉄道模型倶楽部 Vol.1 鉄道模型とは

鉄道模型倶楽部
鉄道模型の専門誌「RM MODELS」編集部、ホビダスとYahoo!オークションが共同企画でお贈りします。初心者の方も楽しく鉄道模型を始められるよう、さまざまな情報をお知らせしていきます。
RM MODELS
鉄道模型専門誌

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鉄道ホビダス
趣味の情報満載

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※この特集は、以前オークションで掲載されていたものをリニューアルしてお届けしています。

Vol.1 鉄道模型とは

鉄道模型の楽しみかた講座

いろいろな大きさのある鉄道模型。今回はその種類を知りましょう

■鉄道模型とは
鉄道模型は本物(車輌はもちろん、周辺設備も)を何分の一かの縮尺で縮小して模型化したものです。その縮尺をスケールと呼びますが、様々な種類があります。

一定の縮尺で車輌や鉄道設備、周辺情景を模型化し、走行用線路を備えた情景模型、すなわちレイアウトの中を好みの車輌を走らせて遊ぶのが鉄道模型という趣味の本来のスタイルです。
ちなみに、走行は出来ないものの、ある鉄道情景を切り取って模型化したものをジオラマと呼んでいます。こちらは展示観賞用ということになります。

こういった情景と車輌とをセットで楽しむスタイル以外に、お気に入りの車輌製品を買い集める楽しみ方(コレクション)や、好みの車輌を模型で再現すべく作り込む楽しみ方(車輌工作)などがあります。むしろ日本では住宅事情(レイアウトを設置するためのスペース確保)から、車輌コレクションや車輌工作がこの趣味の主流となっているようです。

写真左:各スケールで揃えたC62形蒸気機関車の模型/右:「ゲージ」を示した画像
写真左:各スケールで揃えたC62形蒸気機関車の模型。
左からスケール 1/30、1/45、1/64、1/80、1/87、1/120、1/150
写真右:鉄道模型でよく使われる言葉である「ゲージ」は、この寸法を示す


日本で最もファン人口が多いのは「Nゲージ」と呼ばれるスケール150分の1、ゲージ(左右の線路の間の寸法 写真参照)9ミリのものです。プラスティック成型による量産製品が中心となっているのが特徴です。
次いでメジャーなのは「HOゲージ」(正確には16番ゲージ)と呼ばれるスケール80分の1、ゲージ16.5ミリのものです。こちらは長らく真鍮(ブラス......ブラスバンドのブラスは真鍮のことです)という金属で作るのが主流でしたが、昨今はNゲージ流のプラスティック製品も多くなりました。その大きさを利用して、Nゲージ以上の精密さを誇るのが特徴です。

この他にも、上の写真にあるように数種類のスケールが存在し、それぞれに特徴もありファンを獲得しています。ちなみに、鉄道模型の先輩である欧米では日本とは逆にHOスケールが主流で、Nスケールがこれに準じています。
スケールの違いによる大きさの違いは写真をご覧の通りですが、模型の大体の大きさをご紹介しますと、大都市圏の通勤電車では車体長20メートルというのが一般的なのですが、それを模型化した場合、Nゲージでは150分の1ですから約13センチ、16番ゲージでは25センチとなります。10輌編成を揃えるとそれぞれ10倍の長さになるわけです。

基本的な構造としては左右のレールに電気を流し、金属で出来た車輪を通じて車内のモーターに電気を導き、モーターを回してギヤで車輪を回して走行します。使われる電気は直流0~12ボルトが一般的です。電流量も電圧も低いので、レールを素手で触ってもいわゆる感電ということにはなりませんのでご安心を。1輌のモーター組込車輌(動力車と言います)の力で数輌の車輌を動かすことができるので、10輌編成では1~2輌の動力車を入れるのが一般的です。
また、1番ゲージ(スケール30分の1)以上の大型モデルでは、蒸気機関車はモーターではなく、実際に蒸気で動くものもあります。これをライブスティーム(直訳するなら本物の蒸気で動く模型)と呼び、大きいものでは人が乗車して自ら操作しながら走行を楽しみます。

これから鉄道模型を始めようという方にとって、どのスケールを選ぶのかは大いに悩むところですが、Nゲージでは、車輌はもちろん、線路や建物などの製品がシステマティックかつ比較的安価かつ豊富に用意されているので、レイアウトを作って「自分の鉄道」を模型で楽しみたい方には特にお勧めです。

Nゲージをオークションで探す
HOゲージをオークションで探す

●情報提供:株式会社ネコ・パブリッシング



実車を知ろう

いろいろな大きさのある鉄道模型。今回はその種類を知りましょう

鉄道模型は実車の雰囲気が忠実に再現されています。実車のことを知ってから模型を手にすると、興味はさらに膨らみます。このコーナーでは懐かしの列車から最新の列車まで、さまざまな列車を紹介していきます。

■D51形蒸気機関車
D51形蒸気機関車
写真左:D51形蒸気機関車

【実車】
製造輌数1,115輌、「デゴイチ」の愛称で広く親しまれ、日本を代表する蒸気機関車とも言えるのがD51形です。D51 のDは動輪数が4軸であることを表わし、スピードよりは牽引力の強さに重点が置かれた本線級の貨物機関車です。燃料となる石炭と水を搭載するテンダー(炭水車)と呼ばれる車輌が常に連結されていて、この状態で1輌の機関車となります。その優れた性能から1936(昭和11)年より戦時中の1944(昭和19)年までという長きに渡り製造され、戦前戦後に掛けて幹線の貨物輸送の中心的存在を担って活躍しましたが、電化の進展やディーゼル化による無煙化の流れの中、1975(昭和50)年に全車が一般営業列車から引退しました。
現在、JR東日本に属する498号機とJR西日本に所属し梅小路機関区に保存されている200号機の計2輌が動態保存機として在籍し、前者は時折上越線などで臨時列車として活躍しています。

【模型】
全国最多輌数が製造された機関車だけに、モデルでも旅客機関車の雄・C62形とともに人気があり、各ゲージともあらゆるメーカーから製造されています。その中でも写真のモデルは天賞堂製16番真鍮製モデルの「758号機お召し予備機」で、1971(昭和46)年の植樹祭に伯備線でお召し列車が運転された際に予備機として抜擢された機関車を再現、磨き込まれた部品や鶴をかたどった装飾が見事です。




700系新幹線
写真:700系新幹線
700系新幹線

【実車】
東海道・山陽新幹線の次世代標準車輌としてJR東海とJR西日本が共同開発し、1997(平成9)年より営業を開始した新幹線電車です。これまでに東海道・山陽新幹線用として製造された300系500系をベースに、走行抵抗減や騒音減など空力的に優れた先頭形状を採用、軽量化を計りながらも性能の向上を実現しました。


東海道区間では270km/h、山陽区間では285km/hの最高速度で営業運転が可能です。1999(平成11)年より順次量産され、「のぞみ」を中心に東海道・山陽新幹線の主力車として活躍しているほか、JR西日本では「ひかりレールスター」と称する8輌編成のマイナーチェンジ車が製造され、もっぱら山陽区間で活躍しています。
なお2003(平成15)年の東海道新幹線品川駅開業の際にはキャンペーンの一環として、JR東海に所属する700系車輌の先頭車側面に"AMBITIOUS JAPAN!"のロゴを貼り付けて活躍しました。現在ではすべて外されてしまいましたが、700系の一時期を飾る晴れ姿として、模型ファンの間でも人気を博しています。

【模型】
写真のモデルはKATOより販売されているNゲージの700系(標準型)"AMBITIOUS JAPAN!"仕様です。通常商品ではシールを貼り付けてロゴを表現しますが、同社のトータルセットである「スターターセット・スペシャル」に付属する車輌のみは印刷済みとして表現されています。この他にTOMIXからは「ひかりレールスター」が商品化されています。




次回は「模型が走る仕組み」をお届けします。どうぞお楽しみに!!

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