ICHIROさんインタビュー Vol.4
![]() |
ICHIROさんの将来の計画が明らかに!? ファン必見! ICHIROさんインタビューの第4弾、最終回です! |
![]() |
![]() |
アメリカに移住しようと思って ■山岸潤史さんは、今アメリカにいらっしゃるんですよね? そうだね。このまえニューオリンズとかテキサスを旅していたときに、山岸さんにはずいぶん世話になったんだよね。 ■先日お電話でお話ししたときに、ICHIROさん「アメリカに行く」、とおっしゃっていましたが、どんな目的だったんですか? あ のね、アメリカに移住しようと思っているんだよ。数年間だけど、向こう(アメリカ)で音楽をやろうと思っていて、住むため、演奏活動するためには何が必要 かってことを勉強してこようと思ってね。山岸さんはもう10年間向こうで演奏活動をしていて、どういう段取りをふんでやっているのかとか、ビザとか家の問 題とか、もろもろね。そういう目的を持ちつつ、でもいろんなライブを見たいっていうのもあってね。行ったのはニューオリンズと、テキサスのオースティンと いったあたりかな。すごい田舎なんだけどね。 |
![]() |
今応援してくれている人たちも喜んでくれるはず ■それは本場のブルースに触れたいということもあってですか? ブ ルースに限らず、向こうで音楽をやりたいんだよね。向こうもどんどん音楽の流れっていうのが変わっていってるし、ブルースがベーシックになっている音楽も ね。そんな流れのなかに入って、「いったい何ができるかな」ってことも考えつつ。そのためにどうすればいいか、とかを勉強するためだね。 ■アメリカに行っちゃったら、THE SONSの活動は休止、ということになりますか? まあ、最初は行ったり来たりすると思うからね。あり得る危険性として考えられるのは、おれが向こうでうまいこと活動が進んで、ライブのスケジュールが過密になったりすればむずかしいだろうけど。少なくともその域に達するには数年かかるだろうし。うまくいってもね。 で も、逆にそうなったらそうなったで、おれにとってはベストのことなのでね。それをまた利用して、日本でも生かせる場を作りたいとは思うんだけどね。まあ最 初は行ったり来たりというスタンスのなかで、徐々にアメリカでの活動がウエイトとして大きくなるようにしたい、と思っているけどね。 もしアメリカ でうまくいったら、これは今日本で応援してくれている人たちも絶対喜んでくれることだと思っているし。向こうで得たものを持って、日本にツアーで来られれ ばいいことだし。日本での活動は減っても、情報はそれこそインターネットでリアルタイムに届けることができるじゃない。 |
![]() |
![]() |
ICHIROさんと愛猫のわさび。おとなしくてとってもいいこ! |
![]() |
まさにCHAPTER 2だね ■最後のほうで、ICHIROさんにとっての目標をお聞きしようと思っていたのですが、今のお話は、現在のICHIROさんにとっての最大の目標、ということになりますか? 限りなく最終的な目標に近い、といえるね。やっぱり人生は一回しかないし、どんな失敗でも取り返すことはできないし。だったら意味のある失敗をしたほうがい いな、って。後悔する失敗よりは、「やってよかった」って笑って言えるような失敗をしたほうがいいなって。人間として、そのほうが「いい人生だった」って 言えると思うんだよね。 そのためには、まず行動しないと始まらないし、行動するということは、チャンスを求めて行くわけだし、何かをつかみたくて 行くわけだからね。自分から進んで行かないと、向こうから来てくれるわけじゃ絶対にないしね。どんな状況でも、自分がやろうと思ったらそれは絶対やらな きゃいけないし、やるべきだし。それでダメだったとしても、それには意味があるはずだし、それをこの先どう生かそうかって、考えればいいことなんだよね。 も ちろん勝とうと思っておれは行くけど、負けるかもしれない、とも思ってるんだ。負けるということが、自分のためにプラスに働けば、結果「勝ち」かもしれな いし、人生においてね。それはわからないし、瞬間瞬間で結果は違うと思うんだ。だからやろうと思ったら行動にうつすべきだと、おれは思うね。頭で考えるこ とだけで、結果を求めようとは思っていない。 アメリカにはもう何10回も行って、いろんなライブハウスやクラブシーンも見たりしているけ ど、実際向こうで勝負はしていないので、「わかってる」とは言えないよね。人より多く見てはいるけど、それでも、わかってはいないと思うから。だから裸に なって、ゼロからのスタートで、勝負してきたいんだよね。今回旅してきたことで、ますます具体的になってきたよね。 ■近い将来、じゃあ……。 まあ、1〜2年後にはね。今37歳だけど、この歳で遅いとも思っていないし、焦ってもいないしね。やる気さえあればできると思っているし。おれの人生のなかで、今がそのタイミングなんだと思うんだ。 タイミングってすごく大事だなと思っていて、焦ってやるとよくないし。ものには順序ってものがあるとしたら、おれの人生のなかで順番に経験とか含めて考える と、これからなんだろうなって思うんだよね。今、だから本当に行きたいんだよね。今までのなかで一番行きたいって思っているんだよ。ということは、そうい うタイミングだってことなんだね。 ■なるほど。ICHIROさんの第2章って感じですね。 そうだね。まさにCHAPTER 2だね(笑)。 |
![]() |
彼女でもカミさんでも普通は一人だろう ■今年はTHE SONSのツアーもあり、ライトニングブルースギターあり。さらに渡米の準備もあってかなりお忙しいことになりそうですね。 では、次にギターのお話なんですが、ライブの映像で拝見したんですが、左用のストラト(キャスター)を右に持ち変えて使用されていますよね、あれはジミヘンへのリスペクトの表れですか? もう、もろにそうだね(笑)。あのシチュエーションでジミがあれだけ弾けているということを、おれも身をもって知ったんだよね。本当にすごいな、って思う ね。人間とギターの関係でいえば、レフティー(左利き)が右用のギターを弾くなんて……。この弾きにくさは尋常じゃないんだよね。なのにジミはあのすごい プレーをしてたと思うと……。もうとにかくすごい、と思う。あのジミのプレーはおかしいね。やっぱあれは異常だよ(笑)。ありえない。 おれの場合 ジミとまったく逆なんだけど、ネックも上下が逆でしょ? そうするとね弦のテンションも違ってくるのね。それでサウンドも違ってくるんだけどね。ジミの場 合、体がでかいから弾くほうの腕に普通だとぶつかる部分が、ぶつからないんだよね。巻き込んで下から腕が出てくるからね。 おれを含めて普通の日本人だと、ポッドとかあのへんがぶつかっちゃってね。体の構造っていう問題もあるんだけど。だとしても、あのプレーはおかしいね(笑)。 この前ニューオリンズで山岸さんから、ジミのスタジオの音源を聴かせてもらったのね。完全なブートレッグ。もう強力(笑)。すごい! ■ギターは何本くらい所有しているんですか? あんまり持っていてもしょうがないので、メインは1本ね。(19)63年の白のストラト。あとは現場によって変えたりするけど。あとサポートにいくと、いろ んな音を要求されるから、何本かは持っているけど、おれのベスト・パートナーっていうとそのストラト1本だね。おれの相棒だよね、それが。彼女は二人いる 必要ないじゃない? そういう感じだよね。彼女でもカミさんでも普通は一人だろう、みたいなね(笑)。まあたまにはね、そうじゃないときもあるかもしれな いけどね。 (一同爆笑) ■ときには「こういうの作ってみました。使ってみてください」っていうこともありますよね? あ、モニターね。うん、それはけっこうあるね。今ゼマイティス(ZEMAITIS)のモニターをやっていて、もう1本くるんだけどね。新しいギターも関心はあ るんだけどね。でも愛する人は一人。あとはみんなお友だちねー、みたいな感じだよね(笑)。まあサポートをやっているとき、サウンドによってギターを持ち 変える必要がある場合なんかは使わせてもらったりね。そういうこともあるね。 |
![]() |
![]() |
愛妻、といってもいいストラトキャスター。弾きこんでいます! |
![]() |
ハートで感じて、それを音楽にしてほしい ■最後に、プロを目指す若い方にメッセージをお願いします。 今はミュージックスクールとかすごく多くて、そこに通う若い人、多いじゃない? それを悪いとは言わないよ。学校ではスキルの部分で得るものは多いけど、そ こで得られない感覚的なものが多いのも、「音楽」というものなんだよね。学校で得るものと、自分でいろんな場所に行って得るものは、まったく別物なんだよ ね。頭で得るもの、ハートで得るものの違いかな。 いろんなライブを見に行ったり。国内でも海外でもね。そういうところで得られるものって、ハート から得られるものなんだよね。だからそういう違いが絶対あるので、もっとハートで感じて、それを音楽にしてほしいなって思うね。理論よりハート(気持ち) で音楽をやることの大切さを分かってほしいと思うね。 ■はい。ありがとうございます! 今回は長時間にわたり、ありがとうございました! いいえ。こちらこそどうもありがとう。おれでよかったらなんでも言ってね。 |
![]() |
---アメリカ移住!? やはり本場アメリカで勝負したい、というICHIROさんに、男を見ました。今回のインタビュー、ICHIROさんは、「自分がしゃ べったことには責任持っているので、そのまま掲載していいよ」とおっしゃってくださいました。なので、ほぼインタビューを起こしたまま掲載させていただき ました。ICHIROさんの男気、ギター魂みたいなものが伝わってくれればうれしいです。ICHIROさん、本当にありがとうございました! |
![]() |
●文:Yahoo!オークション |
![]() |
THE SONSオフィシャルホームページへ |
![]() |
読者コメント(2件のコメントがあります)
>rさん
コメントありがとうございます!
ICHIROさんが、今力を入れている「Rockamenco」のメジャーデビューが決まったようです。これからも楽しみですね。- 投稿者:ギターラボ編集部 | 投稿日:2007年2月 2日 21:38
くわしいインタビューで ありがたいです。デビュー当時
LP買いました。当時情報も少なく 詳しいことを知らないままでした。ありがとうございます。- 投稿者:r | 投稿日:2007年2月 2日 21:33
コメントを投稿
トラックバックURL
http://topic.auctions.yahoo.co.jp/bin/app/mt-tb.cgi/14416
- ALvino
- avex presents Love Guitar
- CANCION
- CASIOPEA
- HMV虎の穴
- ICE、国岡真由美さん、宮内和之さん
- ICHIROさん
- IZAMさん
- ka-yuさん
- KOJIさん
- LEONAのFiddler's Diary
- Rake
- Rockamenco
- SUGIZOさん
- Synchronized DNA
- The Beatles
- The FLARE
- ★編集部だより
- アキコ・グレースさん
- アコースフィア
- アラン・ホールズワース
- エル・プレジデンテ
- オレンジペコー
- キンモクセイ
- ギターマガジンコーナー
- ギター製作家を訪ねて
- サンタナ
- ザ・トルバドールズ
- ジム・オルーク
- ジョー奥田さん
- スイングジャーナル編集長
- スキマスイッチ
- スティーヴ・ハケット
- ストロベリーレコード
- タック&パティ
- ニュートン・フォークナー
- ハッチズクローバー
- ハミングキッチン
- ポール・ギルバート
- マリーザ・モンチ
- マーク・パンサーさん
- ユーリズミックス
- ラウル・ミドン
- リチャード・ジュリアン
- ロックの学園2007
- 世良公則さん
- 南部昌江さん
- 古川望さん
- 土屋昌巳さん
- 土岐麻子さん
- 増崎孝司さん
- 大橋勇さん
- 奥田美和子さん
- 安藤まさひろさん
- 小田和正さん
- 岩見和彦さん
- 平松八千代さん
- 平沼有梨さん
- 徳武弘文さん
- 押尾コータローさん
- 斎藤誠さん
- 有賀幹夫さん
- 木津茂理さん
- 東京ローカル・ホンク
- 東風(こち)
- 松原正樹さん
- 松武秀樹さん
- 森
- 森岡賢さん
- 榊原大さん
- 浜口茂外也さん
- 渡辺香津美さん
- 熊本マリさん
- 田川伸治さん
- 神保彰さん
- 菅沼孝三さん
- 角松敏生さん
- 野呂一生さん
- 野村義男さん
- 青山陽一さん
- 高崎晃さん(LOUDNESS)
- 高橋洋子さん
- 鳥山雄司さん
- 鳴瀬喜博さん






Copyright (C) 2012 Yahoo Japan Corporation. All Rights Reserved.